ゼンショー赤字拡大…「すき家」人手不足深刻化

ゼンショー赤字拡大…「すき家」人手不足深刻化

 牛丼チェーン最大手「すき家」を運営するゼンショーホールディングスは10日、2015年3月期の連結決算の予想で、税引き後利益を8月時点の13億円の赤字から、75億円の赤字へと下方修正すると発表した。初めて無配とする。

 人手不足の深刻化で深夜の営業ができない店舗が増えたためだ。

 売上高の予想も8月時点よりも157億円少ない5092億円とした。牛肉など原材料価格の上昇も加わり、本業のもうけを示す営業利益も80億円の予想から17億円の赤字に修正した。営業赤字、税引き後赤字は1982年の創業以来初めてだ。

 経営不振の責任をとり、小川賢太郎会長兼社長が今年12月から15年5月までの6か月間、役員報酬を月額30%カットする。小川氏以外の取締役や執行役員の報酬も7~10%減らす。

 すき家を巡っては、深夜帯の1人勤務など過重労働が問題視された。10月以降は、人手が確保できない最大1254店舗で深夜営業をしていない。

 10日に東京都内で記者会見した金子武美取締役は、「(人手確保できず)深夜帯の営業休止店舗の解消が想定通りに進まなかった」と説明し、「3月までに全店舗(1979店舗)で24時間営業の再開を目指したい」と述べた。

2014年11月10日 21時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

WBS株式会社英語サイト

WBS株式会社中国語サイト