三大都市圏、派遣時給の上昇続く 10月

日本経済新聞

2014/11/14 23:31

派遣社員を募集する際の時給上昇が続いている。求人情報大手のリクルートジョブズが14日発表した10月の三大都市圏(関東・東海・関西)の募集時平均時給は前年同月比3.2%高い1563円だった。人手不足が厳しいIT(情報技術)・技術職の上昇が全体を押し上げた。

前年同月を上回るのは17カ月連続だ。人材サービスのエン・ジャパンのまとめでも1526円と前年同月比0.1%上昇した。

リクルートジョブズのまとめではIT・技術系の時給は5.2%上昇した。土木や設備分野のCAD(コンピューターによる設計)オペレーターが不足しているという。

IT職は「各分野で技術者不足が続いている」(派遣会社のスタッフサービス・ホールディングス)といい、特定分野の経験者を高めの時給で募集している。

リクルートジョブズによると募集時給は前月比で0.2%下落した。集計対象件数の4割以上を占める事務職の募集時給が0.7%低下したことが影響した。事務職の経験がある派遣社員が、正社員や契約社員の求人に応募しており、経験者が減少している。年度末に向けた経理関連の仕事などで「時給を引き下げて未経験者を募集している」(エン・ジャパン)という。

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