サムスン電子、百度のAI半導体を受託生産

サムスン電子、百度のAI半導体を受託生産

12/19(木) 9:00配信

朝鮮日報日本語版

 サムスン電子は18日、来年から中国最大のインターネット検索エンジン「百度(バイドゥ)」の高性能人工知能(AI)半導体を受託生産することを明らかにした。ファウンドリー(半導体受託生産)分野首位を達成するため、現在注力しているモバイルチップだけでなく、クラウドやスーパーコンピューターなど活用分野を拡大しているAI半導体にも事業を拡大していく意味合いがある。

サムスン電子は百度が開発したAI向けプロセッサー「崑崙(KUNLUN)」をサムスンの14ナノメートル製造プロセスで来年初めから量産する。生産量は公表しなかった。

サムスン電子は百度とAI半導体の開発から商用化に至るまで緊密に協力する。サムスン電子はAIチップが安定的に作動する技術の開発に集中する。AIチップが搭載されるスーパーコンピューターや大容量サーバーはスマートフォン、一般的なパソコンに比べ、電力消耗やデータ処理量がはるかに多いからだ。

サムスン電子はデータを処理するCPU(中央処理装置)、データを保存するメモリーを一つのチップに組み込むパッケージング技術を開発した。また、ノイズを軽減し、データ処理速度を向上させた。

最終更新:12/19(木) 9:00
朝鮮日報日本語版

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