浜松医大に支援マスク、中国の姉妹校から3600枚届く

浜松医大に支援マスク、中国の姉妹校から3600枚届く

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@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

中国からの支援物資に感謝する今野弘之学長(右から2人目)や山本清二副学長(右)ら=13日午後、浜松市東区の浜松医科大

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で医療用マスクが不足する中、浜松医科大(浜松市東区)に中国の二つの医科系大から支援物資としてマスク3600枚と手袋600枚が届けられた。13日、浜医大が明らかにした。  寄贈元は、姉妹校として長年交流を続けている中国医科大(遼寧省)と、学術交流協定を結ぶ予定の桂林医学院(広西省)。中国医科大による支援は、同大付属病院に勤務し、かつては浜医大で学んだ元留学生らが発起人となった。  支援物資の段ボール箱には「山川異域 風雨同舟」(私たちは違う場所に住み、山や川も異なって見える。それでも嵐の中で同じ船に乗っているように同じ困難に立ち向かっている)などのメッセージが添えられた。  浜医大の今野弘之学長は「備蓄が不足していたので、とても助かる」と感謝した。山本清二副学長は「人と人のつながりは変わらないとつくづく思った。気持ちがうれしい」と語った。

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